江戸時代に薩摩藩の福山地方で壺酢づくりが始まりました。その酢造りに使用していた『甕(かめ)』を譲り受けました。いつ頃作られた甕なのか定かではありませんが、とても歴史を感じます。 |
原料のお米はJAS有機コシヒカリです。山形県庄内地方で、無農薬、有機栽培を続ける契約農家「太ももの会」のお米です。 原料を吟味し、信頼のおける生産者から届くものだけを使用しています。 |
麹造りは、計48時間かけて発酵させます。慎重に温度を調整しつつ、発酵にバラつきが出ないように、途中で手入れ(混ぜて熱を飛ばす)を数時間おきに行ないます。 | 樽の中では、麹の働きでお米が糖に、酵母の働きで糖がアルコールへと、二つの変換が同時に行われます。 | 出来た「酢もともろみ」に種酢を加え、甕へ移します。3ヶ月の酢酸発酵の後、熟成室の甕に移し、更に6ヶ月熟成させて、純粋米酢『心の酢』が完成します。 |